投稿

■独立して生み出さない。■~唯一の生産要素~

イメージ
おはようございます。 薄い雲かかってますが、明るい川崎の朝。 内閣改造が行われる。 特徴は女性閣僚が歴代内閣最多と並ぶ5人、 そして、重要課題と位置づける「地方創生」の 地方創生担当相に話題の石破さん。 落としどころか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 知識労働者の生み出すものは、 車、パン、ドリルなどの物的な生産物のように、 直接的な効用を生み出すことはない。 したがって知識労働者には、 肉体労働者には必要のないものが必要となる。 それは、自らの成果を他の人間に供給するということである。 しかも今や知識労働者は、国際競争力を獲得し、 維持するための唯一の生産要素である。 「知識労働者が生み出すのは、  知識、アイデア、情報である。  それら知識労働者の生産物は、  それだけでは役に立たない。  いかに膨大な知識があっても、  それだけでは意味がない。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)

■知識労働者を監督するはことできない。■~考えることこそが固有の仕事~

イメージ
おはようございます。 快晴の川崎の朝。 いつの間にか、秋がきてしまったのか。 気持ちの良い青空です。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 知識労働者を細かく監督することはできない。 彼らは、成果をあげるために、 自らをマネジメントしなければならない。 考えることこそが、知識労働者に固有の仕事であり、 そこから、自らのなすべき仕事が始まる。 そして、彼らのモチベーションは、 成果をあげることができるか否かにかかっている。 ”成果をあげられなければ、仕事や貢献に対する意欲は減退し、 九時から五時までただ身体を動かしているだけとなる。” 「知識労働者が何を考えているかは確かめようがない。  だが考えることこそ、知識労働者に固有の仕事である。  考えることが、なすべき仕事の始まりである。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)

■現代社会の中心的存在■~知識を基盤とする組織~

イメージ
おはようございます。 雲の多い川崎の朝、 傘をお忘れなく。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 現代社会は、知識を基盤とする組織が社会の中心である。 その組織における中心的存在は、 筋肉ではなく、頭脳を用いて仕事をする知識労働者である。 彼らは、組織の目的に貢献して、 初めて成果をあげることができる。 そのためには、適切な仕事に 取り組まなければならない。 そしてその仕事は、 肉体労働のために開発した手法では測定できない。   「不適切な製品のための美しい設計図を  大量生産するエンジニアリング部門ほど、  ばかばかしく、非生産的な存在はない。  知識労働者が成果をあげるためには、  適切な仕事に取り組まなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)

■知識労働者に特有の能力■~肉体労働者は能率をあげればよい。~

イメージ
おはようございます。 秋を思わす快晴の川崎の朝。 窓から、さわやかな風が入ります。 今日は久しぶりのアウトドアの日になりそうです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、成果を上げるためには、 知力や想像力や知識だけではなく、 そのための能力が必要であるとした。 しかしこれまで、議論されず放置されてきた。 その大きな理由は、そのことが 知識労働者に特有の能力であり、 そのような知識労働者は、 わずかな数でしかなかったからである。 経済成長期には、工場や建設現場などに働く 肉体労働者が圧倒的な多数で、 知識労働者は少数だった。 肉体労働者は、決められたことを正しく行う能力があればよく、 それを指示する知識労働者は多く必要としなかった。 そして、そのようなことはその知識労働者のほとんどは、 自由業として独立して仕事をしており、 成果をあげることは、彼ら個人の問題であって、 彼らだけに関係のあることだった。 「肉体労働者の仕事は、  たとえば靴のように、生産物の量や質で評価できる。  われわれはすでに、  それらの方法についてはこの100年間に多くを学んできた。  その結果、肉体労働の生産性を大幅に向上させた。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)

■あくまでも基礎的な資質■~亀のように一歩一歩進む~

イメージ
こんばんは 今日も涼しい一日、鈴虫の声も聞こえ、 すっかり秋の風情。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、知力や想像力や知識は、 成果をあげることと、ほとんど関係がないとした。 頭良いと言われる人たちは、 知的な能力がそのまま 成果に結びつくわけではないことを知らない。 逆に、成果をあげる地道な人たちがいる。 亀のように一歩一歩進み、 誰よりも先に目標に達する。 知力や想像力や知識を成果に結びつけるには、 成果をあげるための能力が必要となる。 知力や想像力や知識は、成果の限界を設定するだけで、 それらを成果に結びつけるには、 成果をあげるための能力が必要となる。 「しばしば創造性と混同される熱気と繁忙の中で、  ほかの者が駆け回っている間に、  亀のように一歩一歩進み、  先に目標に達する。  知力や想像力や知識は、  あくまでも基礎的な資質である。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)

■成果をあげる能力とは何か■~なすべきことをなす~

イメージ
おはようございます。 今日も小雨の降る暗い朝です。 しかしおかげさまで、涼しい。 熟睡できますね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 仕事の結果は、成果である。 したがって、仕事をするということは、 成果をあげるということである。 企業などの組織で仕事をする人たちは常に、 その役割、つまり”なすべきこと”を きちっと成し遂げることを期待される。 すなわち、成果をあげることを期待される。 ドラッカーは、それにもかかわらず、 大きな成果をあげている人が少ないとする。 その人たちには、知力も想像力も知識もある。 しかし、それらは成果をあげることには、 ほとんど関係がない。 「ものごとをなすべき者の仕事は、  成果をあげることである。  ものごとをなすということは、  成果をあげるということである。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  2章 なぜ成果があがらないのか)

■知識労働の生産性向上■~学び教える組織~

イメージ
おはようございます。 今日も曇り空の川崎の朝です。 涼しい毎日、今日も10月並の気温とのこと。 過ごしやすいですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 知識労働の生産性向上に必要な二つのこと。 二つ目が、自らが教えるときにもっともよく学ぶということ。 花形セールスマンの生産性をさらに向上させる最善の道は、 セールスマン大会で成功の秘訣を語らせること。 外科医の成果を向上させる最善の道は、 地域の医者の集まりで自らの仕事について語らせること。 看護婦の成果を向上させる最善の道は、 新人の看護婦に教えさせること。 「情報化時代にあっては、  いかなる組織も学ぶ組織にならなければならないと言われる。  しかしそれは同時に、  教える組織にもならなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  1章 生産性をいかにして高めるか)