■パールブームの処方■~誰も救えない会社~

 おはようございます。


薄い雲がかかってますが、

明るい陽が射し始めた

川崎の朝です。


今日も晴れときどきゲリラ豪雨。

ご注意ください。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカー、

パールブームは財務の天才で、

国の予算であれ会社の財務諸表であれ、

ちょっとしたことから

問題点を見つけ、

二週間後には対策まで練っていた、

とした。



そして、パールブームが

あるイギリスの鉄鋼会社の苦況を知ったとき、

問題はもつれにもつれ、

その会社を救うことは

誰にもできないと思われていた、

と続ける。



しかしパールブームは、

二週間ほど検討して、

どの事業を独立させ、

どの事業にテコ入れし、

どの事業を売却し、

どのような事業を買収すべきかを

明らかにした。




「一年後、


 今にも倒産しそうだった衰退企業が、


 パールブームの処方によって、


 成長企業に変身していた。」




(Ⅱヨーロッパ人々 10章 マーチャント・バンクの世界)

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