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■学校教育への偏見■〜心底嫌悪したに違いない。〜

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 おはようございます。 今朝も雲が多い高知です。 昨日はひろめ市場前で行われている PCR検査に行ってきました。 早めに行くと4人が待っていたが、 終わって会場を出るときには 30人ほどが並んでいた。 高知でも急拡大が続いているので、 やはり危機意識が高まっているんだろうな。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 スローンが最後まで留まり 最も誇りにしていたポストが、 GMインスティテュートの 評議員会議長の座だった、 とした。 しかしそれにもかかわらず、 スローンは自らの回顧録『GMとともに』では インスティテュートについて 一行も触れていなかった、 と続ける。 そして、 ついこの間のあの当時、 高学歴が、履歴において、 プラスでなくマイナスであった ということには ほとんど信じがたい思いがする、 とする。 「スローンの世代に  共通して見られた  実用的でないという理由での  学校教育への偏見は、  今日の真面目に働いている  学位のない立派な大人への偏見ほどの  害はないと思う。  スローンであれば、

■最も誇りにしていたポスト■〜陽を当てたい人々〜

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おはようございます。 今朝も薄曇りの高知です。 オミクロン株の拡大状況の中、 全国的に抗原検査キッドが 不足しているとのこと。 ひろめ市場前の空き地で 行ってきた高知市の 無料検査もPCRのみになった。 格好のロケーション、 ついでに行ってこよう。 日曜日、良い休日をお過ごしください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ スローンが設立した GMインスティテュートでは、 会社が賃金と学費を払って 半年働き半年通学するという システムにしていた、 とした。 そして、スローンは ドラッカーに対して、 正規の教育抜きに 仕事はできなくなっているため、 大卒が必要になってきたので、 恵まれない家の子にも 教育の機会を与えなければ ならない、 と言った しかし、スローンは、 機械工や事務員からスタートした者に 陽を当てたいので、 学歴が必要という印象は与えたくない という理由により GMインスティテュートのPRを尻込みをした。 「スローンが最後まで留まり  最も誇りにしていたポストが、  GMインスティテュートの  評議員会議長の座だった。  かつ、彼の部屋の唯一の装飾が、  GMインスティテュートの理事長への  選任の辞令だった。」 (3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)

■企業の社会的責任の一つ■〜GMインスティテュートの設立〜

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 おはようございます。 薄明かりの高知の朝、 雲が多い空です。 日中は晴れる時間もありそうです。 土曜日、良い週末をお過ごしください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 スローンは独学の時代は終わり、 大学卒の時代が来たことを 認識していたとした。 したがって、 意欲ある若者に 高等教育の機会を与えることは、 企業の社会的責任の 一つであるとしていた、 と続ける。 事実、彼が一番時間と関心を注いだ GMでのお気に入りの仕事が、 ミシガン州フリントに設立した GMテクニカル・インスティテュートがらみの 仕事だったとする。 「スローンは見習工のための学校として設立した  GMインスティテュートを  本格的なエンジニアリング・スクールに  発展させていた。  半年働き半年通学するという  システムになっており、  その間会社が賃金と学費を払っていた。」 (3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)

■GMテクニカル・インスティチュート■〜大学卒の時代が来た〜

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 おはようございます。 薄明かりの高知の朝です。 今日も晴れ、日中は暖かくなりそうですね。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ブラッドレーはドラッカーに、 14歳でテンマークからやって来て すぐに鉄道の機械工見習いとして 働き始めたクヌードスンから、 まともな仕事は何一つできずに 馘にされたという、 学歴のある連中の話ばかり 聞かされてきたと言った。 しかし、CEOのスローンは 開学以来最高の成績で卒業した、 マサチューセッツ工科大学(MIT)での 成績を誇りにしていた、 と続ける。 彼は、高等教育に関心を持ち、 MITの上級マネジメント・プログラムや 弟レイモンドが開発した 病院マネジメント・コースを支援していた。 「個人としてもスローン教育基金、  スローン・ケッタリング癌病院などの  教育事業に寄付をしていた。  彼は、独学の時代は終わり、  大学卒の時代が来たことを認識していた。」 (3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)

■優等生を示すキー■〜鉄道の機械工見習い〜

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 おはようございます。 厚い雲が空を覆う高知の朝ですが、 これから段々と晴れそうですね。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ GM副会長のドナルドソン・ブラウンは、 GMでは博士号なんて持っていることが はずかしいとされているので、 ブラッドレーはそれを隠したがっているのだ、 とした。 しかし今日では、 GMといえども、 幹部候補生としては大卒しか雇わないし、 修士号以上の高い学位を持つ者の数を 自慢にしている、 と続ける。 しかし、1940年代のあの頃には、 研究室の化学者は別として、 博士号などというものは 隠しておくべきものであり、 ブラッドレー自身がドラッカーに 次のとおり言った。 「私は、14歳でテンマークからやって来て  すぐに鉄道の機械工見習いとして  働き始めたクヌードスンから、  まともな仕事は何一つできずに馘にされたという、  学歴のある連中の話ばかり聞かされてきました」 (3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)

■博士号は恥ずかしいこと■〜たたき上げを前面に〜

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 おはようございます。 東の空がほんのりと 茜色に染まってきました。 寒い高知の朝です。 昨日は時々小雨が降りましたが、 今日は大丈夫そうですね。 休肝日明けの水曜日、 晩酌を楽しみに、 今日も一頑張ります! −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーには、 ブラッドレーが何を 隠したがっているかが 分からなかった、 とした。 そのことについてブラウンは、 GMの幹部には大卒が多く、 スローンはMITで、 自身はバージニア工科で、 社長のウィルソンは カーネギーだと続ける。 そして、GMではたたき上げを 前面に打ち出しており、 空軍の装備計画の責任者になっている 前社長のクヌードスンがよい例だとする。 さらに、キャデラック事業部の ドレイスタットも元々は レーシング・チームの修理工で、 ビュイック事業部のカーティス、 シボレー事業部のコイルなどは 小学校の五年か六年しか行っていないとし、 次のとおり続ける。 「博士号なんて持っていることが  恥ずかしいとされているんです。  ブラッドレーは大丈夫でしたが。  でも、外部にはあまり知られたくは  ないことなのです」 (3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)

■学歴はマイナスイメージ■〜ミシガン大学経済学の博士号〜

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 おはようございます。 薄明の高知の朝、 雲がびっしり、暗い空です。 これからこの雲も段々と取れそうです。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ブラウンはドラッカーに、、 アルバート・ブラッドレーという 財務の責任者を紹介され、 彼の略歴を待っていた。 しかし、その略歴は 何日経っても来ることはなく、 ちょっと待ってください、 写ししかない、 明日お届けする といった反応があるだけだった、 と続ける。 彼は略歴をすぐそのまま届けるわけには いかないようだったと ドラッカーがブラウンに言ったところ、 手元にあるものを提供すると言った上で、 彼が何を隠したがっているか 分かるかと聞かれた。 ドラッカーにはそれは分からなかった、 とする。 「大学を出ているんですよ。  もっと困ったことに、  ミシガン大学で経済学の博士号を取っており、  それどころか、私が引っ張ってくるまで、  そこで何年か教えていたんです」 (3 アメリカの日々14章プロの経営者、アルフレッド・スローン)