■権力の正統性の基盤■~聖人社会にも無数の罪人がいる。~

おはようございます。

雲の多い川崎の朝。
午後からは天気回復しそうですね。

良い週末をお過ごしください。


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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



権力の正統性もまた、
個々の人間の社会的な位置づけと
役割の基盤である人間の本質と
その存在目的に関わる理念によって規定される。

”正統な権力とは、
社会の基本的なエートスによって正当化される
支配権と定義することができる。”

しかし、ある社会が
自由、平等社会として機能できるのは、
支配権と呼ぶ決定的な権力が、
自由、平等をめざし、
制度がそれらの理想を
実現するために機能している
間だけである。
これが、正統な権力を構成する
一つの要件である。



「もちろん、いかなる社会にも、

 その社会の理念とは関わりのない権力が無数にある。

 人間存在の目的に関わりのない組織も無数にある。

 自由社会には無数の自由ならざる組織があり、

 平等社会にも無数の不平等があり、

 聖人社会にも無数の罪人がいる。」

~『イノベーターの条件』
(1章 社会の存在を当然としてはならない)
















































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