■不合理の魔物再来■~第一次大戦と大恐慌~

おはようございます。
関東地方は、今日も梅雨は一休み。


10年後2025年に団塊の世代が75歳を迎え、
高齢者人口が3500万人を超える。

一方生産労働人口は6500万人に減少し、
高齢者1人を現役世代1.8人で支えるという
超高齢化社会となる。
現在の制度、仕組み、価値観では
社会機能は破たんする。

”既に起こった未来”、
確実にやってくる現実、
社会の課題。

”生涯現役”は精神論としての
キャッチコピーではなく、
社会機能にとっての現実的な前提条件となる。


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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


資本主義の崩壊は、
それまで、日常として受け入れてきた
社会、信条、価値観を破壊した。

”突如、社会の表層の下から
空洞が顔を覗かした。”
ナチスドイツの台頭である。

ヨーロッパの大衆は、
社会が合理の力ではなく、
目に見えない不合理の魔物によって
支配されていることを知った。

第一次大戦において、
人間は突然、理性によっては
理解できない魔物の支配する世界のなかで、
力も助けもない分子と化した。



「その結果、人間は自由かつ平等であって、

 その運命は主として

 自らの価値と努力によって定まるとする

 社会の概念が幻想であることが明らかとなった。」

~『イノベーターの条件』
(2章 経済至上主義は人を幸せにするか)




















































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