■経済学の成立■~自由と平等を実現するという約束~

おはようございます。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



経済人の概念が、
人間の本性を表すものとして
受け入れられるようになり、
経済学の発展が可能となった。

経済学が支配的な地位に置かれ、
経済学者は、企業の経営者、
政治の指導者、セミナーの講師、
ラジオの解説者として引っぱりだこである。

ドラッカーはこの動きを、
表層的な現象とし、
これは人を誤らせかねないとする。

”われわれは、経済人の社会を救うための最後の絶望的な試みとして、経済学者を配置しているにすぎない。”





「マルクス主義の先には、

 経済の領域の優越性と、

 社会の目的としての自由と

 平等への信条を融合させる手立てはなかった。

 経済人の概念そのものにせよ、

 経済人の概念を基盤とするいかなる社会にせよ、

 それを正統なものとする唯一の根拠は、

 自由と平等を実現するという約束だった。」

~『イノベーターの条件』
(2章 経済至上主義は人を幸せにするか)


















































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