■”餌桶をがっつくブタ"■~歴史を鋭い視点で捉える~

おはようございます。

薄黒い雲が浮かぶ川崎の朝です。

昨日から帰省ラッシュがピーク、
そんな中台風10号が接近中です。

十分お気を付け下さい。


良い休日をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


著者リックは、
ドラッカーは、
歴史を鋭い視点で捉えていたからこそ、
1980年代に激しさを増した
企業の強欲ぶりを
きわめて不幸な特質だと看破し、
怒りをおぼえたのだとする。


そして、企業のCEOの
巨額な報酬に苦言を呈し、
敵対的買収の仕掛け人や
ウォール街のトレーダーに対しては
激しい非難を繰り返した、
と続ける。




「というのも、

  彼らの近視眼的な見方やふるまいには、

 ドラッカーの望むような考え方の

 かけらも見られなかったからです。

 ドラッカーは彼らを、

 ”お互いの羊を盗み合っているバルカンの小百姓”、

 ”餌桶をがっつくブタ"と呼んでいたのです。」


~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1980年代)




































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