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■知識という生産手段■~ボランティアの動機づけと同じ~

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GW最終日も晴天ですね。 軽井沢のわが社の保養施設でのんびりし、今無事帰宅。 往復ともラッシュには巻き込まれずに順調な休暇でした。 明日からは、休暇をエネルギーにさぁ頑張りましょう! ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ マネジメントのパラダイムの前提につは二組ある。 ▲組織運営上の前提  ③唯一絶対の人のマネジメントの仕方がある。 ドラッカーは、働く者の多くは、知識という生産手段を持つ 高度の知識労働者だとする。 そして、上司と部下の関係は、オーケストラの指揮者がチェロを演奏できないのと同じように、 部下の代わりの仕事を行うことはできない。 この知識労働者の動機づけは、ボランティアの動機づけと同じで、次の特徴を持つ。  ▽報酬ではなく、仕事そのものから満足を得なければならない。  ▽挑戦の機会が与えられなければならない。  ▽組織の使命を知り、それを最高のものとし、自らが組織に貢献できなければならない。  ▽よりよい仕事のための訓練を受けられなければならない。  ▽成果を理解できなければならない。 「つまるところ、フルタイムの従業員さえ、  これからはボランティアのようにマネジメントしなければならない。  有給ではあっても、彼らには組織を移る力がある。  実際に辞めることができる。  知識という生産手段を持っている。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (附章 マネジメントのパラダイムが変わった)     

■唯一絶対のマネジメント■~X理論とY理論?~

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おはようございます。 少し雲の浮かぶ川崎の朝、GW後半戦いかがでしょうか? 夏の参議選挙の争点となるであろう憲法改正議論が活発になっている。 全面に出てくるのは、96条で憲法改正のハードルを下げようということだが、 自民党を中心にした思いの中心には、 ”国防軍創出”に象徴される9条改正にある。 ここでもマスコミ先行の世論作りが目立つが、 国民全体の議論が絶対に必要な内容であることは間違いない。 インターネットでの選挙活動が可能となるが、 この議論こそ、FBを始めとするSNSの社会的意義、 真価が発揮されるときではないか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ マネジメントのパラダイムの前提につは二組ある。 ▲組織運営上の前提  ③唯一絶対の人のマネジメントの仕方がある。 ドラッカーは、この”唯一の正しい方法があるはず” という考えの前提には次の二つの前提があるとする。  ▽すべての働く者は、フルタイムの従業員である。  ▽すべての働く者は、上司の指示によってのみ働く。 これらは、今日ではいずれも無効である。  働き方は、パートタイム、派遣、アウトソーシング等さまざまであり、 また、その多くが上司の指示ではなく、自らの判断で仕事を行う知識労働者である。 「人とそのマネジメントについての前提ほど、  頑固に守られているものはない。  これほど現実に反しているだけでなく、  非生産的な結果をもたらしているものはない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (附章 マネジメントのパラダイムが変わった)     

■仕事に合った組織構造■~組織は道具にすぎない。~

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おはようございます。 曇り空の川崎の朝、GW後半戦開幕で高速道路は既に渋滞、 これからが思いやられます。 皆さんお気をつけて、楽しんで下さい。 ”謝りたくない。” 人は自分自身の言動は正しいと思っている。 そうでないと自信を持った振る舞いができない。 しかし、人は誤るもの。 非を認めても人格が落ちるものではない。 逆に、それに気がつかない人は救いようがない、 と回りの人たちは、確実に見極める。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ マネジメントのパラダイムの前提についての誤り。 ドラッカーは、あらゆる組織に万能な唯一絶対の構造は存在しないが、 守るべき五つの原則があるとした。 そして、この原則は、何をなすべきかではなく、 何をなすべきでないかを教えるとする。 ドラッカーはこの組織の原則を建築基準に似ているとする。 建築基準は、どの様な建物を建てるかではなく、 どの様な建物を建ててはいけないかの制約条件を示している。 この点が組織の原則と似ている点である。 組織構造はあくまでも仕事の道具なので、 仕事に見合った構造を選択しなければならない。 どの仕事に、いつ、どの組織構造を選択するかの判断は、 それぞれの強み弱みを知っておかなければできない。 ドラッカーは、必要なことは、唯一絶対の組織構造の探求ではなく、 それぞれの仕事に合った組織構造の探求であり、 発展であり、評価であるとする。 「生物にいろいろな組織構造があるように、 社会的な有機体である組織にも いろいろな構造がある。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (附章 マネジメントのパラダイムが変わった)     

■組織構造はフラットに■~メッセージを半減させるもの~

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おはようございます。 雨模様の川崎の朝です。 今日は八十八夜、”夏も近づく八十八夜”。 間もなく暦の”立夏”、その直前に冷え込むことがある。 遅霜、そのとおり今日は肌寒い一日になりそうです。 明日からのGW後半は好天みたいですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ マネジメントのパラダイムの前提についての誤り。 組織には唯一絶対の組織構造はない。 しかしそこには守るべき原則がある。 その第五の項目 ◆階層の数は少なくしなければならない。 働く人はその所属する階層によって、仕事や関心に違いがある。 それは当然のことであり、そうでなければそれぞれが その階層独自の仕事を遂行することは不可能である。 それぞれの階層の持つこの独自性は、他の階層との間に不調和を生む。 コミュニケーション・ギャップである。 階層の増加はこのような困難を生み出すのだ。 「情報理論が教えるように、  情報の中継点は雑音を倍加しメッセージを半減させる。  したがって、組織構造は可能なかぎりフラットにしなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (附章 マネジメントのパラダイムが変わった)     

■三人の主人を持つ奴隷■~ジャズバンド型のチーム型組織~

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おはようございます。 GW合間の仕事日は天候不調です。 プライベート スペースという概念がある。 他人に立ち入られたくない範囲である。 身近な人には数センチの近さでも不快ではなく、 逆だと1メートルでも不快になるというもので、 女性がより敏感である。 これには、場所と持ち物という前提が必要だ。 混んだ電車の中で、鞄を抱えスマホをするために両肘を突っ張るスペース。 新聞雑誌、ゲーム機も同様。 我慢ができない人たちが多い、困ったものだ、 周りの人のプライベート スペースも考えなさい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ マネジメントのパラダイムの前提についての誤り。 組織には唯一絶対の組織構造はない。 しかしそこには守るべき原則がある。 その第四の項目 ◆誰にとっても上司は1人でなければならない。 ドラッカーは、"三人の主人を持つ奴隷は自由人である"と比喩する。 奴隷が複数の主人を持つとすると、その忠誠心は分散し稀薄となる。 また、板挟みは、いづれも選択できない状態を生み出す。 つまり、その奴隷は誰にも忠誠を尽くす必要のない自由な立場となるのだ。 ドラッカーは、専門家の集まるチーム型組織が失敗する原因は ここにあるとする。 「三人の主人を持つ奴隷は自由人である  とのローマの格言こそ真理である。  忠誠の重複を避けるべきは、昔からの原則である。  板挟みになる。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (附章 マネジメントのパラダイムが変わった)     

■責任がなければ暴走を生む■~成果を生まない権限~

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おはようございます。 暦通り、ゴールデンウィーク合間の仕事日。 東京地方、今日明日は天候不調、気をつけましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ マネジメントのパラダイムの前提についての誤り。 組織には唯一絶対の組織構造はない。 しかしそこには守るべき原則がある。 その四つ目 ◆権限には責任が伴わなければならない。 権限を持つ人間は、その権限に対して責任を負わなければならない。 権限とは、最終意思決定し、その結果に組織の資源を使い、 実行することができる権力である。 では責任とはなにか? その決定事項、資源、実行およびその結果に対する責任である。 つまり成果を生み出さなければならないという責任であり、 成果を生み出せない結果についての責任を一身に受けなければならないのだ。 ドラッカーは、責任の伴わない権限は 成果を生まないばかりか、暴走を生むとする。 「責任の伴わない権限に正当性は無い。  それは、権限の伴わない責任についても同様である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (附章 マネジメントのパラダイムが変わった)     

■危機にあっての指揮者■~最終的な意思決定者~

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おはようございます。 ゴールデンウィーク連日の晴天です。 昨日は、庭の草むしり小一時間でも顔が日焼けしました。 紫外線量は5月ですでに危険域気をつけましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ マネジメントのパラダイムの前提についての誤り。 組織には唯一絶対の組織構造はない。 しかしそこには守るべき原則がある。 その三つ目 ◆組織には最終的な意思決定者がいなければならない。 例えば会社ビルで非常ベルが響き、もうもうと煙が流れてくる。 お店に刃物を持った覆面男が、金を出せ!と怒鳴っている。 まさかこの時に従業員全員集まって会議を開いて、 対策を考えようとはならないでしょう。 意思決定に当たっては、そのプロセスとして、 様々な意見が出されなければならない。 その上で、全責任を担う指揮者が最終意思決定を行い、 組織全体がそれに従うことが必要になる。 「組織には最終的な意思決定者がいなければならない。  危機にあっては、その者が指揮をとる。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (附章 マネジメントのパラダイムが変わった)