■仕事に合った組織構造■~組織は道具にすぎない。~



おはようございます。
曇り空の川崎の朝、GW後半戦開幕で高速道路は既に渋滞、
これからが思いやられます。
皆さんお気をつけて、楽しんで下さい。

”謝りたくない。”
人は自分自身の言動は正しいと思っている。
そうでないと自信を持った振る舞いができない。
しかし、人は誤るもの。

非を認めても人格が落ちるものではない。
逆に、それに気がつかない人は救いようがない、
と回りの人たちは、確実に見極める。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

マネジメントのパラダイムの前提についての誤り。

ドラッカーは、あらゆる組織に万能な唯一絶対の構造は存在しないが、
守るべき五つの原則があるとした。

そして、この原則は、何をなすべきかではなく、
何をなすべきでないかを教えるとする。

ドラッカーはこの組織の原則を建築基準に似ているとする。

建築基準は、どの様な建物を建てるかではなく、
どの様な建物を建ててはいけないかの制約条件を示している。
この点が組織の原則と似ている点である。

組織構造はあくまでも仕事の道具なので、
仕事に見合った構造を選択しなければならない。
どの仕事に、いつ、どの組織構造を選択するかの判断は、
それぞれの強み弱みを知っておかなければできない。

ドラッカーは、必要なことは、唯一絶対の組織構造の探求ではなく、
それぞれの仕事に合った組織構造の探求であり、
発展であり、評価であるとする。


「生物にいろいろな組織構造があるように、

社会的な有機体である組織にも

いろいろな構造がある。」

~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(附章 マネジメントのパラダイムが変わった)


   


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