■ 中国中心主義への警戒 ■~世界はどこへ向かっているのか~




おはようございます。

雲の多い川崎の朝です。

急に暑くなったり、肌寒くなったり最近の天候はおかしい。

アメリカでは巨大な竜巻が発生し、大きな被害を出した。
最近日本でも竜巻が発生し、被害も出ている。

何が起こるか分からない、新しい危険への対応が必要ですね。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

ドラッカーは中国への警戒感を示している。
かつては日本だけが突出するアジア経済が激変した。
アジア経済圏の再編成である。

中国は、13億人という世界一の人口を背景に
消費と生産双方で急激な勢いで伸びる。
日本を超えアメリカを席巻する勢いを持つ。

しかし、ドラッカーは中国中心の再編は
間違いであると指摘する。

グローバル経済の中で重要な点は、
言語と情報を基盤にした流通性だが、
中国の問題は、その双方における閉鎖性にある。


「個人的には、中国を軸に据えたアジアの再編は

 間違いであると考えています。

 そうなると、アジアは中国に支配される地域に

 なってしまうでしょう。」

~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」

(第1章 世界はどこへ向かっているのか)



   


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