■生き方は教えられない。■~個人のイノベーション~


おはようございます。

小雨の降る川崎の朝です。

日本原電が、敦賀原発直下に活断層があるとの結論を出した
原子力規制委員会委員の個人あてに抗議文を送った。
活断層を認めれば廃炉となり、同社の経営は悪化することへの恐れからである。
原子力規制委員会は行政機関である。
その構成メンバー個人あてへの抗議というのは、おかしい。
原電はこれまでも、このような圧力を普通として行い、抑え込んできたのだろう。
こういう体質が、日本の原発問題の本質を示している。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

今我々は、変化の時代に生きているとした。
では、その変化の時代をどう生きるべきか?

ドラッカーは、「生き方は教えられない」とする。

大事なことは、個人個人のイノベーション。

自分自身の強みを見つけ、その強みをさらに向上させるために必要な
新しい知識を探す。
そしてそれを組織の成果に結びつける。
そこに止まらず、さらに向上を目指す。

時代の変化に対応するために、個人個人が、
自分自身の強み向上のサイクルを
回し続けなければならないんでしょう。


「先に紹介したように、知識労働が中核をなす「知識社会」の伸展に伴って、

 私たち一人一人に強く要求されるようになってきたことがあります。

 それがーー、個人のイノベーションです。」


~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」

(第6章 個人のイノベーション)



   


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