投稿

■人材を育成する■~組織は永続しなければならない。~

イメージ
おはようございます。 どんより曇り空の川崎の朝です。 低気圧に変化した台風6号の影響で、 今日は雨、雨具をお忘れなく。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 プロたる者は、 知りながら害をなすことはないと 信じられなければならない、 とした。 そして、自らを存続させられない組織は 失敗である、 と続ける。 したがって、明日のマネジメントを 担うべき人材を今日準備しておかなければならない。 ビジョン、能力、業績において、 今日の水準を維持しているだけの組織は、 適応能力を失ったというべきである。 この世において唯一確実なものが変化で、 自らを変革できない組織は、 明日の変化のなかで生き残ることはできない。    ●とるべき行動   明日を担う人材の育成に貢献する。   そのためには具体的に何が必要か? ●身につけるぺき姿勢   人材育成の風土とシステムを不断に改善していく。 「人の育成にあたって  最も有効な方法は先生役をしてもらうことである。  教えることほど学べることはない。  先生役を頼むことは最高の評価でもある。  営業マンであれ赤十字のボランティアであれ、  どうして成績がよいのか話してくださいと頼まれることほど、  うれしいことはない。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)

■プロフェッショナルの倫理を貫徹する■~知りながら害をなすな~

イメージ
おはようございます。 薄曇りの川崎の朝です。 台風六号はゆっくりと北上中、 まもなく低気圧に変わりそうですね。 これから段々と天気回復、 概ね好天の一日になりそうです。 良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 成果が何であるべきかが 混乱している状態では成果は期待しえない、 とした。 そして、社会と自らの組織にとって 価値あるものは何か、 を問う。 マネジメントの立場にある者にはすべて、 プロフェッショナルの倫理、 すなわち責任の倫理を要求される。 プロフェッショナルの責任は、 ギリシャの名医ヒポクラテスが、 知りながら害をなすな、 との誓いをはっきりと表現したが、 プロたる者は、知りながら害をなすことはない と信じられなければならない。 ドラッカーは、 これを信じられなければ何も信じられない、 とする。    ●とるべき行動   価値への取り組みにおいて、自らはいかなる貢献をなしているか?   あるいは、いかなる貢献をなすべきか? ●身につけるぺき姿勢   社会と自らの組織にとって価値あるものを守る。 「いかなる組織であっても、  価値への取り組みが必要である。  これはビタミンとミネラルの役割にあたる。  組織は価値による方向性をもたなければならない。  さもなければ、混乱し、麻痺し、破壊される。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)

■成果を測定する■~実現すべき成果をいかにして測るか。~

イメージ
おはようございます。 雲がどんよりと空を覆う川崎の朝です。 台風が沖縄に接近中、 記録的な雨量も予想されています。 十分お気を付け下さい。 東京地方も雨が降ったり止んだりの 一日になりそうです。 良い週末をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 成果、価値、人材育成、 これらすべてにおいて貢献がなされなければ、 組織は腐り、いずれ死ぬ、 とした。 そして、明確かつ焦点の定まった 共通の使命だけが組織を一体化し、 成果をあげさせる、 と続ける。 焦点の定まった明確な使命がなければ、 組織は組織としての信頼性をただちに失う。 人類があるかぎり罪人も、病人も、 アルコール中毒者も、麻薬中毒者も、不運な人もいる。 またさらには、数えるべきことを教えるべき 遊び盛りの七歳児もいる。 ドラッカーは、 使命そのものは永遠のもので良いが、 成果の目標は具体的でなければならない、 とする。 ●とるべき行動   実現すべき成果は何か?    それをいかにして測定し評価するか? ●身につけるぺき姿勢   あらゆる活動において実現すべき成果を測る方法を見つける。   それを使って自らの成果への貢献を評価する。 「実現すべき成果は誰にとっても明白である。  企業においては経営上の業績である。  病院においては患者の治癒である。  成果が何であるべきかが混乱している状態では、  成果は期待しえない。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)

■いかなる貢献ができるか■~ソースがまずければ、最高の肉も台無し~

イメージ
おはようございます。 薄曇り、肌寒い川崎の朝です。 これから段々雨が降り始め、 梅雨寒の一日になりそうです。 雨具と上着をお忘れなく。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 組織に働く者は、 事業の目標が自らに求めているものを知り 理解しなければならない、 とした。 そして、あらゆる組織が 三つの領域で貢献を必要とする、 と続ける。 三つの領域とは、 成果、価値、人材育成であり、 これらすべてにおいて貢献がなされなければ、 組織は腐り、いずれ死ぬ。 したがって、この三つの領域における貢献を、 あらゆる仕事に組み込んでおかなければならない。 貢献に焦点を合わせるということは、 責任をもって成果をあげるということであり、 これがなければ、 やがて自らをごまかし、組織を壊し、 ともに働く人たちを欺くことになる ●とるべき行動   成果、価値、人材育成において自らはいかなる貢献をなすべきか? ●身につけるぺき姿勢   自らの地位から考えて、貢献をなすべき最も重要な領坂はどれか?   いかにしてその貢献を増大させるか? 「仕事がすべてではないが第一である。  たしかに、働くことの他の側面において不満足であれば、  最も働きがいのある仕事さえ台無しになる。  ソースがまずければ、最高の肉も台無しになる。  だが、そもそも仕事そのものにやりがいがなければ、  どうにもならない。  これは子供にもわかるほど明らかなことである。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)

■可能性を追求する■~自らの貢献を問う~

イメージ
おはようございます。 曇り空の川崎の朝です。 窓からの風は肌寒く感じますが、 日中は段々晴れ、気温も上昇しそうですね。 急激な気温変化、体調にお気を付け下さい。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 成果をあげるには、 自らの果たすべき貢献を 考えなげればならない、 とした。 そして、自らの貢献を問うことは、 自らの可能性を追求することである、 と続ける。 そう考えれば、多くの仕事において 優秀な成績とされているものの多くが、 その大きな可能性からみれば あまりに貢献の小さなものであることがわかる。 いかなる貢献ができるかを自らに問わなければ、 目標を低く設定してしまうばかりでなく、 間違った目標を設定することになる。 ●とるべき行動   なすべき貢献を列挙し、それぞれに目標を設定する。 ●身につけるぺき姿勢   組織全体としてなされるべきことをなすことを自らの覚悟とする。 「組織に働く者は、  事業の目標が自らに求めているものを知り  理解しなければならない。  上司もまた、彼らに求め期待すべきものを  知らなければならない。  そして彼らを評価しなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)

■全体の成果に貢献する■~より良く行おうとする欲求~

イメージ
おはようございます。 薄曇りの川崎、肌寒い朝です。 これから段々快復、 概ね好天の一日になりそうですね。 週中日の水曜、 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 責任ある存在になるということは、 真剣に仕事に取り組むということであり、 仕事にふさわしく成長する必要を 認識するということである、 とした。 そして、自らが行うことについては 常に不満を持ち、 より良く行おうとする欲求が なければならない、 と続ける。 人類史上ほとんどの人間は、 自らがなすべき貢献を考える必要はなかった。 なぜなら、昔は農民や職人、家事使用人のように 貢献をなすべきことは、 仕事で決まっていたからだ。 しかし、もはや決まったことや 言われたことだけを行うという時代に 戻るわけにはいかない。 とくに知識労働者は、 次の三つの視点から、 なすべき貢献は何かを 自らに問わなければならない、 とする。 第一に、状況は何を求めているか。 第二に、自らの強み、仕事の仕方、価値観からして自らのなすべき最大の貢献は何か。 第三に、いかなる成果が必要か。 ●とるべき行動   組織全体に対してなしうる貢献を列挙し、これまでの貢献と比較する。 ●身につけるぺき姿勢   常に全体の成果を意識する。 「成果をあげるには、  自らの果たすべき貢献を考えなげればならない。  手元の仕事から顔を上げ、  目標に目を向ける。  全体の成果に対して影響を与える貢献は何かを問う。  そして、責任を中心に据える。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)

■貢献に集中する■~成功の鍵は責任である。~

イメージ
おはようございます。 薄曇りの川崎の朝です。 台風の影響も去り、今日は段々と天気回復の見込みです。 しかし、にわか雨のおそれもあり、 梅雨時に雨具は必携です。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 自らに少ししか要求しなければ 少ししか成長しないが、 多くを要求すれば巨人にまで成長する、 とした。 しかし、、好きなことをするというだけでは 自由にはなれない、 と続ける。 それは、勝手気ままに過ぎず、 いかなる成果もあげられないし、 貢献もなしえない。 自らのなすべき貢献は何か との問いからスタートするとき、 人は責任をもつこととなり、 初めて自由になる ●とるべき行動   自らがなすべき貢献を列挙する。 ●身につけるぺき姿勢   時間とエネルギーを貢献のために使う。 「成功の鍵は責任である。  自らが責任をもつことである。  あらゆることがそこから始まる。  大事なのは地位ではなく責任である。  責任ある存在になるということは、  真剣に仕事に取り組むということであり、  仕事にふさわしく成長する必要を  認識するということである。」 ~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」 (第3章 いかなる貢献ができるか)