■ナチスは私を必要とする■~自分で世の中を変えられる~

 おはようございます。


青空が広がる高知の朝です。

昨日は夏日になりましたが、

今日は晴れてもそこまで上がらないようです。

夜には台風一号の影響で雨が降るかも、です。


木曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


クレイムズは、

シェイファーは、

フランクリン・ルーズベルトに

大統領就任時まで仕えていた人物であり、

決して愚か者ではなかった、

とした。



そして、

ナチスの正体を誰よりもよく見抜いていたが、

自分の力で世の中を変えられるのではないかと

考えていたのだと続ける。



シェイファーは、

このような暗い時代だからこそ、

自分自身がこのポストに

就かなくてはいけないと思うのだとし、

最悪の事態を防げるのは

自分しかいないだろうとする。



さらに続ける。






「ナチスはわたしを必要とするでしょうし、


 『ベルリナー・ターゲブラット』もまた、


 わたしのように西欧をよく知り、


 誰に話をすべきか、


 誰の意見を聞くべきかを心得た人材を


 必要としているはずです。


 彼らの誰ひとりとして


 外の世界のことを知りませんから、


 わたしが必要でしょう。」







(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)


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