■人の美意識の問題■~鏡の中のポン引きの顔~
おはようございます。 今にも雨が滴りそうな 雲が垂れ込める川崎の朝です。 寒い雨の一日になりそうです、 暖かくしてお出かけください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 プロフェッショナルの倫理について、 企業倫理以前の問題があるとする。 その二つ目は、 人間としての美意識の問題だ。 顧客をもてなすために ”酒池肉林”を提供することは、 企業倫理の問題ではなく、 人間としての美意識の問題である。 企業倫理として行ってはならない ということではなく、 人としての問題である。 逆に言うと、美意識のないマネジメントが これらの行為を行ったとしても、 これは個人の問題で、 企業倫理を問われることではない。 しかし、これはマネジメントの必須条件である ”真摯さ”から見るときには、 その適正を問われるべきことだろう。 「顧客をもてなすためにコールガールを雇うことは、 倫理の問題ではない。 人間としての美意識の問題である。 髭を剃りながら、鏡のなかに ポン引きの顔を見たいかどうかの問題である。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第4章 社会的責任 19 プロフェッショナルの倫理-知りながら害をなすな