■マネジメントの台頭■~政府と企業のの境界線をなくした。~

おはようございます。

雨模様の川崎の朝、暖かです。

昼からは雨も上がりそう、
ちらほら花びらを散らし始めた
満開の桜を賞でましょうか。

----------------------












∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
重商主義と立憲主義が
問題を扱えなくなった理由として、
新しい4つの問題があるとした。

その最後、マネジメントの台頭。

伝統的な二つのモデルは、
いずれも企業人を主役とするが、
現実には、企業のマネジメントが主役である。

同時に政府省庁の人間もまた、
他のあらゆる組織の指導者と同じように、
マネジメントとなりつつある。

いずれにせよ、
この新しい事態の発展が、
政府と企業の間の境界線をなくした。

重商主義モデルと立憲主義モデルの
前提たる政府と企業の区分さえ形骸化した。

これらのことは、企業よりも政府にとって
問題であると言われるかもしれない。



「しかし、政府と企業の関係に

  関わる二つのモデルが、

  いずれも現実の関係を律することが

  できなくなったという事実は、

  企業とそのマネジメントにとっても、

  無視するにはあまりに重大である。」

                  
~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第4章 社会的責任 18 企業と政府





















コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~