■ 我々のなかの一人から、もう一人へ ■ ∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬

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地震発生から2週間経過しようとしています。

この間、見、聞き、話しをする中で感じたキーワードはやはり
”コミュニケーション”です。

一つは、ツイッタ―、facebook、メール、掲示板等の
コミュニケーションツールとしての、インターネットの活躍です。
まさに時空を超えた働きをしていると思いますが、ユーザ自身が
より使い勝手の良さや伝達力の向上等を高める努力をしてその有効性が
刻々進化していることが大きく貢献していると思います。

コミュニケーションについての二つ目
原発問題での、発信者側の課題です。
ドラッカーは、受け手が期待しているものを知ることなく、
コミュニケーションを行なうことはできないと指摘する。
事故後の東電の会見は専門用語による技術論が多く、
国民が本当に知りたい”安心”や“危険性”を感じ取ることに
つながる説明、受け手が期待しているところとは程遠い説明であったと思う。

コミュニケーションについての三つ目
石油や食品、水等被災者の生命にかかわる物資を非被災者が買いだめをする
という被災者と非被災者とのコミュニケーションミス。
また、被災地が本当に求めているものが伝わらない、届けられないという
コミュニケーションレス。



ドラッカーは、さらに「コミュニケーションは、私からあなたへ伝達するものではない。
それは、我々のなかの一人から、我々のなかのもう一人へ伝達するものである。」
と云う。

コミュニケーションは”お互いの期待や意志を相互に理解し合う”ことから始まるんですね。




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