■ 利益目的の企業は対立を生む ■

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震災発生から5カ月が経過した。マスコミでの震災関連報道もめっきり減った。
現実には、被災地の方々は、過酷な状況の中でまだまだ多くを求めている。
さらに福島原発事故の収束は遠く、新たな被害が拡大すらしている状況である。
政府、東電の補償、対応は遅く怒りに堪えがたい。

その陰で、被災者自身によるボランティア活動が血の出るようなご苦労のもとに行われている。
その事実を知り、出来る支援を行うことは当然のこととして、その裏では、その活動を支える
SNS等個人間のネットワークが大きな役割を果たしている。
このような活動を見ると、これからのコミュニティや行政のありかたを根本から変える
ポテンシャルが秘められていると感じる。

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ドラッカーは、企業にとって利益は追求するものでも最大化を目指ものでもないとする。

そして、従業員から、会社は利益を目的としていると見えると、そこから企業と従業員間に対立が生まれるとする。




「従業員の目に、企業の目的が利益と映るかぎり、

自らの利益と企業の利益のあいだに対立を確信せざるをえない。

生産が利益を生む、自分が利益を生むとの迷信を信じざるをえない。」

~P.F.ドラッカー「現代の経営」


従業員は、自らが生産に携わっていることから、その生産物が生み出す

利益の享受を主張する思いが強まるんですね。

利益は”生産”のみで生まれるわけではないことと、

その目的は企業の将来や、従業員、社会貢献にあることを

企業及び従業員双方が理解しなくてはいけないんですね。




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