■ 負えるリスク ■ ~追求してはならない機会。~

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週明けに、世論調査結果が報道される。

政党はこれを民意として、利用したり、批判されたりする。
そしてこれが世の中の方向性を変化させる場合もある。

しかし、本当に”民意”だろうか。

国民はほとんどの情報をマスコミから得ている。
そしてその情報は、発信者の意図やノイズが混入している。

一方世論調査は主にそのマスコミが行っているため、
回答はその質問の仕方、つまりマスコミの意図に依存することとなる。

国民は日々のマスコミ情報や世論調査結果をそのまま真に受けないで、
冷静な目で十分に注意して見つめる必要があると思います。


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ドラッカーは、致命的なリスクを伴う機会は追求すべきでないとする。


「機会の追求に失敗して多少の資金と労力を失うリスクは、負えるリスクである。

失敗したならば存続できないほど多額の資金がかかるのであれば、

もともとその機会は、追求してはならない機会である。」


~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」


そしてさらに、成功したけれど資金不足等でその成果を利用できないなら、

それはもともと”負えないリスク”と続ける。

リスクは負わなければならないが、負える範囲を適切に判断する必要があるんですね。


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