■認識の変化■~事実の解釈を変える。~

おはようございます。

日が長くなったといえ、午前4時の川崎はさすがにまだ暗い。
しかし、暖房が要らないほど暖かい。
この暖かさで、高知で桜が咲いた。
全国トップの開花宣言、例年より数日早い。

花見の準備を急がねば。
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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

イノベーションの機会を発見するためには、
7つの機会を常にチェックする必要がある。

⑥認識の変化

グラスに半分入っているワインを”半分入っている”とみるか
”半分しか残っていない”と見るかでは意味が異なる。
とるべき行動も違う。

”半分入っている”とみるならば、
残っているチーズをもう少し切ればいい。

”半分しか残っていない”とみるならば、
他の飲み物を探すために冷蔵庫を探すか、
行きつけの飲み屋に繰り出すか、
ダメなら歯磨きの準備をするかもしれない。
充足していない状況を、何らかの方法で満たそうとする。

ドラッカーは、このように世の中の認識が、
”半分しか残っていない”に変わるとき、
イノベーションの機会が生まれるとする。


「認識の変化は事実を変えない。

 しかし、事実の解釈を変える。」

~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』
  (第3章 イノベーションのために何を廃棄すべきか)




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