■昇進人事の失敗■~「後家づくり」の仕事~
おはようございます。 曇り空、灰色の雲が空を埋める川崎の朝です。 夜遅くには、一雨も。 折り畳み傘があった方が良いかも、、、 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 昇進人事の失敗は、 意思決定の失敗だ、 とした。 そして、昇進人事の失敗は、 大きく分けて二つあり、 失敗の8割は、考えもなしに うかうかとやった結果で、 残りの二割は、 慎重に考えた結果の失敗だと続ける。 さらに、その後者には、 三つの種類があるとする。 一番多いのが、昇進させられた者が、 前職での仕事のやり方をそのまま続けた結果。 二番目が、新しい仕事が気質的に合わなかった場合。 三番目が、ケースは少ないが、新しい仕事が、 普通の人間にはこなせないものになっていた場合。 ’ 「三番目のケースでは、 仕事の中身を変えなければなりません。 誰もが挫折するがゆえに、 昔から「後家づくり」の仕事と呼ばれています。 なぜか事故を多発するという新造船は、 「後家づくり」として廃材にしたものです。」 ~P.F.ドラッカー「われわれはいかに働きどう生きるべきか」 (第5章人事を行う)