■自己啓発こそが人格形成につながる(4)■~組織の文化と風土~

 おはようございます。


高知はの朝は概ね晴れ、

涼しい朝です。


早いもので今日から10月、

3月カレンダーも最後の一枚です。


今日から通勤バスのダイヤ改編、

通勤時間帯も大幅減便です。

困ったものです。


火曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『経営者の条件』から




上田さんは、

年金問題を引き起こした

かの社会保険庁においては、

何が、いつ、いかに起こったのか、

と問うた。



そして、

そのように見るとき、

かの年金問題は、

一社会システムの不調や、

一組織の機能不全であるにとどまらず、

そこに働く人たちの

自己実現にかかわる問題でもあったことが

明らかとなると続ける。



成果の怪しげな仕事をさせられた者の

無念が見えてくる。



ドラッカーは、

組織は、優秀な人材を手に入れるから

成果をあげるのではなく、

組織は、

文化と風土によって自己啓発を動機づけるから

優秀な人を育てるとし、

さらに続ける。








「しかも、かかる組織の文化と風土は、


 一人ひとりの人間が、


 自ら成果をあげるべく、


 目的意識を持って体系的に、


 かつ焦点を絞って自己訓練に


 努めるからこそ生まれる。」




(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)


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