■人への敬意なくしては(2)■~リトマス試験紙としての三つの質問~
おはようございます。
未明の高知は曇っています。
さっきまで降っていた雨で、
一面が濡れています。
上がっている雨も、
午後には再び降りそうです。
お出かけには雨具が要りそうですよ、
土曜日、良い週末をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『P・F・ドラッカー 理想企業を求めて』から
ポール・オニールはドラッカーから、
リトマス試験紙としての
三つの質問を教えられたが、
それは、会社がどれほどのものかは
社員のどれだけが
なんのためらいもなしに
この質問に対して
「はい」と答えられるかによって
わかるというものだった。
三つの質問は、つぎのとおりであった。
・あなたは敬意を持って遇されているか。
・あなたは応援されているか。
・あなたが貢献していることを会社は知っているか。
上田さんは、
この話には続きがあるが、
この三つの質問のあまりの強烈さに、
その続きを紹介するのを
忘れることが多いのだとする。
アルコアのCEOとなったオニールは、
この三つの質問を念頭に、
同社を世界初めての
労働災害ゼロの会社に
しようとしたのだという。
「個を大切にするのならば、
仕事中にけがなどさせてはならなかった。
私はドラッカーの教えに従って、
仕事でけがなどしない会社をつくろうと思った。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす 1 何のためにマネジメントはあるのか)
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