■マネジメントが担うものとは(2)■~マネジメントの体系化~
おはようございます。
高知の朝は晴れ、
日中も晴れそうですが
夜遅くには一雨あるかも、
です。
今日はスポーツの日、
外歩きには少し暑いかもしれないですが、
日除けに気を付けて運動しましょう。
月曜日、今週も一週間よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『現代の経営』から
ドラッカーは、
産業社会が社会として成立するか、
それは社会的存在としての
人間を幸せにするかとの問いに関して、
GMにおいて一年半をかけて会議を傍聴し、
事業所を訪問して下した結論が、
「成立する」「幸せにする」だったが、
それにはマネジメントの体系化という
条件があった。
ところが、
組織のマネジメントについての文献はおろか、
研究さえごくわずかしかなく、
それらさえものの役には立たず、
いずれも企業活動の一つの側面を
取り上げているにすぎなかった。
上田さんは、
GM研究の成果たる『企業とは何か』は、
世界中でベストセラーになり、
世界中の企業でマネジメントの教科書になり、
フォードを救い、GEを立て直したとする。
ドラッカー自身は、
GMに続き、GEやシアーズ・ローバックの
マネジメントを指導したが、
その間、つまり1950年代に入ってもまだ、
世の中にはマネジメントについての体系的な
研究や文献は現れなかった。
「そこで、
ドラッカーが行ったことが、
マネジメントの世界の地図を描き、
欠けているものを明らかにし、
それを自ら生み出し、
体系としてのマネジメントを
まとめることだった。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす 1 何のためにマネジメントはあるのか)
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