■唯一絶対の答えはない(4)■~うまくいくかいかないか~
おはようございます。
未明の高知、
小雨が降ってます。
この雨は一旦止んで日中は曇り、
また夜になると降るようです。
しばらくはこんな天気みたいですね。
土曜日、良い週末をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『企業とは何か』から
ドラッカーがGMの調査結果を描いた
名著『企業とは何か』は、
GMに対してマネジメントを
見直すべきことを強く示唆したため、
GMの幹部たちからは不興を買った。
ところがドラッカーは、
マネジメントというものは
人の手になるものであるがゆえに、
唯一絶対の答えは存在しえない、
と見直しの必要性を説いた。
上田さんは、
今日GMは高いつけを払わされているとする。
そしてドラッカーの世界観の根本は、
絶対にして不動のものはなく、
万物は変化してとどまることなし
というものであると続ける。
ドラッカーは次のとおり説く。
「私は、
唯一無二の答えというものを信じない。
いかなる答えにも間違いのおそれがある。
しかも、マネジメントを含め
人間社会にかかわる事柄において重要なことは、
正しいか間違いかではない。
うまくいくかいかないかである。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす 1 何のためにマネジメントはあるのか)
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