■人への敬意なくしては(3)■~最高の仕事ができる環境~
おはようございます。
高知の朝は快晴です。
天頂には小さく丸い月が浮かんでいます。
窓を開けたままでは
少し冷え込むようになりましたが、
日中は夏の暑さです。
寒暖差にお気を付け下さい。
日曜日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『P・F・ドラッカー理想企業を求めて』から
アルコアのCEOとなったオニールは、
ドラッカーの教えに従って、
社員が仕事で怪我などしない
会社を作ろうと思ったとした。
もちろんこのオニールの夢は、
社内だけでなく産業界からも疑問視された。
アルコアの労災発生率は
すでにアメリカの製造業の
半分以下になっていたし、
アルミの精錬加工という産業の性格上、
労災ゼロは到底無理とされた。
ところが、同社の労災発生率はさらに低下し、
同時に、業績が急上昇したのだ。
上田さんは、
人への敬意と、安全と、業績との間に
どのような関係があるかはわからないが、
たとえ数式をもって示すことはできなくとも、
関係はあったと見るべきだろうとする。
「事業を成功させるには、
社員が最高の仕事ができる環境を
つくらなければならない。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅲ組織を動かす 1 何のためにマネジメントはあるのか)
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