∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 「創造する経営者」 超簡単解説その13 ■

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ドラッカー「創造する経営者」超簡単解説(個人的理解)13回目です。


■企業の本業とは
・今日の事業の業績をあげる。
・潜在的な機会を発見し実現する。
・明日のために新しい事業を開拓する。

■本業を実行するために理解をすべきこと
⇒8項目の仮説検証
 ▲仮説1:成果や資源は、企業の内部にはない。いずれも企業の外部にある。
 ▲仮説2:成果は、問題の解決ではなく、機会の開拓によって得られる。
 ▲仮説3:成果をあげるには、資源を、問題ではなく、機会に投じなければならない。
 ▲仮説4:成果は、単なる有能さではなく、市場におけるリーダシップに
     よってもたらされる。
 ▲仮説5:いかなるリーダシップも、うつろいやすく短命である。
 ▲仮説6:既存のものは古くなる。
 ▲仮説7:既存のものは、資源を誤って配分されている。
 ▲仮説8:業績のカギは集中である。


■業績をもたらすものはなにか


以上これまで************


今日は、業績をもたらすメインファクタである顧客についての分析の続きです。


■顧客こそ事業である


事業と顧客の関係について、さらに続く。。。。

【顧客は満足を買う】
顧客は製品を買っているのではなく満足を買っている。
企業が売っていると考えているものを、顧客が買っていることは稀である。

【ほんとの競合は別にある】
満足という観点からみると突然全く異なった生産、販売のされ方をしている
他産業のサービス・製品と競争関係に置かれることがある。
~ベンツの購入者は高級感による満足を購入しており、他の低価格自動車は競合ではない。
高級マンション等他の高級感商品と競合することとなる。

【企業の意図と顧客の関心は別】
顧客は企業の意図するところに動かされず、サービス・製品が自分のために
なにをしてくれるかだけに関心を持つ。

顧客は本当に困っていることや重視していることを頻繁に表明はしない。
しかし、そこにこそ顧客の満足は存在し、そのことが、われわれに
予期せざるものを教えてくれるものなんですね。


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