■政治史におけるイノベーター■~政治をイデオロギーから切離す。~

おはようございます。

未明の川崎、暗いながら明るさを感じる朝です。

東京地方は三連休に向け冬型、
寒い快晴が続きそうです。


----------------------





∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬



ドラッカーは、マーク・ハナこそ、
政治史における真のイノベーターであり、
彼に匹敵する政治家は
アメリカにはいなかったとする。

過去100年間、
アメリカの政治において機能したものは、
すべてこのマーク・ハナによる
経済的利害の政治的統合によってもたらされた。

マーク・ハナの共和党は、
「利害による連合」によって政権の座についた。
マーク・ハナは、「利害による連合」の
理論と組織を生み出すことによって、
共和党の中心となった。

しかし今日、マーク・ハナの評価は高くない。
ドラッカーは、その理由を次の通り述べる。


「彼はアメリカの政治を

 イデオロギーから切り離した。

 政治にはイデオロギーを伴うべしとする政治学者が、

 それを許すはずがなかった。

 彼らにとって、尊敬すべき政治とは、

 現実ではなく主義でなければならなかった。」


~『イノベーターの条件』
(Part3 模索する政治 4章「利害による連合」の終わり)

















Amazonプライム・ビデオ





コメント

このブログの人気の投稿

■歴史の転換点を眺める■~情報と知識の役割~

■マネジメントの意思決定への影響■~情報技術の動向~

■活躍にふさわしい時期■~困難のときこそ真価を発揮~