■ 意見の対立を促す理由 ■~失策へのオプション~

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意思決定に際して、複数の対立する意見が出ない場合は決定を行なうべきではない。

ドラッカーはその理由について、不完全や間違いに騙されることを防ぐことと、

将来の失策へのオプションとして準備しておくためとする。

さらに、検討プロセスでの論議自体にも意義を見出す。



「意見の対立を促すには理由がある。

もっともらしいが不完全であったり

間違っている意見によって、

騙されることを防ぐためである。

そして、検討の対象とすべき代案を手にするためである。

さらには、行なった意思決定が実行の段階で間違っていたり

不完全であることが明らかになったとき、

途方に暮れなくともすむためである。

そして、自分自身や他の人の想像力を刺激するためである。」


~P.F.ドラッカー「マネジメント」



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