■何がマルクス主義を打ち破ったのか。■~技術が意味するもの~

おはようございます。
今日も雲の多い、すっきりしない川崎の朝。

滋賀県知事選、嘉田元知事の後継指名を受けた
民主党前衆議三日月氏が当選した.

集団的自衛権に関する世論調査は、
首都圏新聞社と地方新聞社で大きく異なる。
地方の声は、反対意見が多い。
そのひとつの象徴かもしれない。

自民党は、ネガティブインパクトにはならないとの構えだが、
地方選が続くとその結果は顕著になるかもしれない。


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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


 
それでは、なにがマルクス主義を打ち破ったのか。

ドラッカーは、それを生産性革命だとする。
資本主義の矛盾、プロレタリアの疎外と窮乏化という概念、
そしてプロレタリアそのものをなくしたのが、生産性革命だった。

有史以来、仕事を実地に観察し分析する者はいなかった。
仕事は、上流階級の注目に値するものではなく、
奴隷が行うことだった。

そして、より多くを生産するための唯一の方法は、
”より長く働かせるか、より激しく働かせること”だった。

マルクスの仕事に対する認識もまたしかり。


「仕事そのものは、人類の誕生以来常にあった。

 実際、人類のみならず、あらゆる動物が、

 生きていくために仕事をしなければならない。」

~『プロフェッショナルの条件』
  (1章 ポスト資本主義社会への転換)






























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