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■自己啓発こそが人格形成につながる(3)■~組織は道具~

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 おはようございます。 未明の高知、 月がおぼろげに薄い雲に覆われています。 日中は晴れ間もありそうですが、 気温は30度に届かない様です。 やっと秋到来でしょうか。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『経営者の条件』から 上田さんは、 問題は成果をあげたいにもかかわらず、 成果をあげられない仕組みの場所に 置かれた者である、 とした。 そして、 自己啓発は 人格形成につながるかとの 問い掛けに対して、 おそらくあらゆる自己啓発が 人格形成につながるはずである、 と続ける。 しかし、まじめに仕事に取り組んでいるとき、 成果につながっていないのではないか との疑いが頭をもたげたら......。 人が組織を育て、 組織が人を育て、 そのようにして、 組織は社会にとっての道具、 個人にとっての道具としての役割を果たす。 「とするならば、  年金問題を引き起こした  かの社会保険庁においては、  何が、いつ、いかに起こったのか。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)

■自己啓発こそが人格形成につながる(2)■~問題は成果をあげられない仕組~

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 おはようございます。 曇り空の高知の朝です。 今日は一日曇り、 いくらか涼しくなるかも しれないですね。 日曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『経営者の条件』から 上田さんは、 成果に向けて働くとき、 人は組織全体の成果水準を高めるが、 『組織は人なり』とは、 そのような意味である、 とした。 そして自己啓発が、 一人ひとりの人間と、 彼らとともに働くあらゆる 人間の目標水準を上げるのだ、 と続ける。 さらにこうして、 自己啓発が全員の人格形成につながるが、 『組織は人なり』という ドラッカーのこの短い言葉には、 さりげなく恐ろしい言葉 「成果をあげる者にとっては」が 枕になっているとする。 「『成果をあげたくない者』のことは  脇に置いておく。  問題は成果をあげたいにもかかわらず、  成果をあげられない仕組みの場所に  置かれた者である。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)

■自己啓発こそが人格形成につながる(1)■~『組織は人なり』~

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 おはようございます。 未明の高知はまだ夜、 朝が随分と遅くなりました。 今日は曇りでも真夏日、 蒸し暑くなりそうです。 土曜日、良い週末をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『経営者の条件』から ドラッカーは、 成果をあげる者にとっては、 自己啓発が人格形成につながる、 とする。 上田さんは、 一人ひとりの人間の自己啓発が、 企業、公的機関、病院などの 組織の仕事ぶりと発展にとって、 中心的な意味を持ち、 それこそが組織が 成果をあげるための道である、 と続ける。 そして、 組織の風土が継続学習を、 当然のものとするようになるからである、 とする。 「成果に向けて働くとき、  人は組織全体の成果水準を高める。  『組織は人なり』とは、  そのような意味である。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)

■何が目的か、なぜ行うかを自問せよ(2)■~必要のない仕事をやめる~

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 おはようございます。 今日も晴れた高知の朝です。 涼しく爽快な朝の空気ですが、 日中は今日も晴れて、 真夏日となりそうです。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『プロフェッショナルの条件』から 上田さんは、 看護の世界でしようと思ったこと、 そのために訓練を受けたことが できないことに、 看護師はいらだっているとした。 そして、対策は簡単であると続ける。 さらにすでにいくつかの病院では、 ペーパーワークを病棟職員に回しており、 途端に看護師に余裕が生まれ、 看護に費やす時間が急激に増え、 しかも病院中が活性化したとする。 ドラッカーは次のとおり指摘する。 「手っ取り早く、  しかもおそらく最も効果的に  知識労働の生産性を向上させる方法は、  仕事を定義し直すことである。  特に、行う必要のない仕事をやめることである。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)

■何が目的か、なぜ行うかを自問せよ(1)■~不毛化する知識労働者の仕事~

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おはようございます。 未明の青空の頂点に、 鋭角な月が浮かぶ高知の朝です。 朝は涼しくなりましたが、 今日も一日晴れて、 真夏日となりそうです。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『プロフェッショナルの条件』から ドラッカーは、 知識労働の生産性の向上を図るうえで 問うべきは、 何が目的か、 何を実現しようとしているか、 なぜ行うかである、 とする。 ドラッカーは、 技術者、教師、販売員、 看護師、現場の経営管理者など、 知識労働を行うべき人たちが、 ほとんど意味のない 余分の仕事を課されて、 忙しさを増大させている と指摘する。 上田さんは、 誰も読まない報告書を書かされ、 何も聞く必要のない会議に出席させられ、 その結果、 知識労働者の仕事は不毛化している、 とする。 「当然生産性は破壊され、  士気も損なわれている。  看護師の意識調査を見ても、  看護の世界でしようと思ったこと、  そのために訓練を受けたことができないことに  いらだっているという。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)

■生産性向上のための四つの秘訣■~知識労働者の生産性と自己実現度~

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 おはようございます。 曇り空の高知、 涼しい朝です。 今日は雲の多い一日になりそうです。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『実践する経営者』から ドラッカーは、 知識労働者の生産性と自己実現度を、 いかに測定するかはわからないが、 この二つを向上させるための方法については かなりのことを知っているとする。 そしてドラッカーは、 このための四つの秘訣を教える。 ・第一に、責任を持たせること。  「報酬にふさわしいどのような貢献を行っているか」 ・第二に、自らの貢献を評価できるようにすること。  「会社を変えるどのような貢献を行ったか。会社を変えるどのような貢献を行うべきか」 ・第三に、本来の仕事をさせること。  さもなければ、どのような動機づけをしようと燃えようがない。  今日のセールスパーソンは、  書類づくりに時間をとられ、  セールスができないでいる。 ・第四に、機会に対しては、   有能な人材を配置すること。   成果をあげるのは誰か。   彼らに今何を割り当てているか。   成果があがるところに配置しているか。 「知識労働者の生産性を上げなければ、  インフレ圧力という経済的なストレスと、  疎外という社会的な病いが生まれる。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)

■行うべき仕事に集中する(2)■~仕事が何でなければならないか~

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 おはようございます。 雲の多い高知の朝です。 明け方は寒い位で、 この秋初めてタオルケットを 纏いました。 日中は久しぶりに30度を下回りそうです。 やっと秋の始まりでしょうか。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『明日を支配するもの』から 上田さんは、 知識労働の生産性は、 最高ではないにしても 最適を基準としなければならない、 とした。 そして、 量の問題を考えるのはその後で、 知識労働で重要なことは 仕事の目的であり、 仕事は何かが中心的な問題となる、 と続ける。 それは、 知識労働は肉体労働とは異なり、 仕事がプログラム化されていないからである、 とする。 ドラッカーは、 知識労働の生産性向上のために 最初に行うことは、 行うべき仕事の内容を明らかにし、 その仕事に集中し、 他のことは可能な限り 行わないことであるとする。 さらに続ける。 「そのためには知識労働者自身が、  仕事が何であり、  何でなければならないかを  知らなければならない。」 (『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅱ 強みを引き出す 3自らを動機づけ、生産性を高める)