■アメリカの創造力■~ルーズベルト最大の功績~


おはようございます。

気持ちに良いそよ風が窓から入る、
川崎の朝です。

気温は既に20度を超え、
日中は30度を超えるところもありそうです。
急な真夏日にご注意を。

月曜日、今週もよろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
アメリカにも症候群はあったが、
その尺度となったものは
大恐慌前にあった、
とした。


しかしそれらのものは、
鉄鋼生産量、雇用、株価など、
あくまでも経済についてのものだった、
と続ける。


他のことについては、
ニューディール時代のアメリカは
未来を見ていた。


「戦前」症候群がヨーロッバの
ビジョンと意思を蝕んだことに対し、
アメリカにおける
「大恐慌前」症候群は、
創造力を麻痺させたことはなかった。




「それがフランクリン・D・ルーズベルトの

 最大の功績だった。

 私が、大西洋を渡ったとたんに

 アトランティスの夢を見なくなった原因は、

 ここにあった。」



~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 2章シュワルツワルト家のサロンと「戦前」症候群)



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