■この世ならざるもの■~不思議な感覚が伴っていた~


おはようございます。

薄曇り、小雨が降り始めた川崎の朝です。

あと3日で緊急事態宣言の終了予定日、
政府は今日にも月末までの延長を発表する。

地域ごとに強弱、緩急をつける模様だが、
これまでも優先順位が曖昧な状況。
何をもって延長したのか、
延長後は夫々が何をすべきなのか、
何をもって終息とするのか。

最優先は医療状況の抜本的な改善支援でしょう。
月曜日、今日も一日健やかにお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ゲーニアは、企業グループと
労働組合の争いの解決案を用意したが、
感謝もされず逆に原則の放棄を
強要されたと恨まれた。


そのことについての
ゲーニアの答えは、
「人に犠牲を強いる原則など無用です」
だった。


ドラッカーは、
この世ならざるものとはいえ、
このようなヘムとゲーニアの生き方に、
何か不思議な感覚が伴っていたのは
なぜだったろう、
と振り返る。



「たしかに興味深い人たちだった。

 もちろん浮世離れなどはしていなかった。

 現実的だった。

 だが、二人を愛した者たちまでが、

 彼らには、この世のものとは思われない

 何かを感じさせられた。」



~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 2章シュワルツワルト家のサロンと「戦前」症候群)



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