■エルザ先生とゾフィー先生■~ドラッカーは習得できなかった~


おはようございます。

薄曇りの川崎の朝です。

これから段々と雲が取れ、
日中はまた暑くなりそうですね。


金曜日、今日も一日健やかにお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


この章には、
ドラッカーを学ぶ際に基本となる、
自己学習とフィードバックという
考え方が生まれた軌跡が記されています。


ドラッカーは、
これまで一流とよばれる
教師を観察してきたが、
小学校では二人の一流の教師に
教えられたとする。



ドラッカーが、四年生のとき、
転校先の小学校で出会った
エルザ先生とゾフィー先生の二人は、
まさに卓越した教師だった、
と続ける。


ところがこの二人の先生それぞれが、
ドラッカーが習得すべきであるとし、
また本人も習得しようと思っていたものを
習得できなかった、
とする。


エルザ先生は校長兼四年担任で、
週六日、一日四時間授業で、
土曜は半ドンだった。




「九月の学期始めに、

 先生は二週間ほど学力検査をすると言った。

 ぎょっとしたが、

 始まってみると楽しかった。

 自分で点をつけたり、

 他の生徒とつけ合ったりした。」



~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 Ⅰ 失われた世界 3章エルザ先生とゾフィー先生)



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