■『大転換』誕生の経緯■~まとめなければならない仕儀~

 おはようございます。


夜明け直後の川崎の朝、

広がる青空に淡いピンクが残っています。


あいかわらづの冷え込み、

日中も寒そうですね。


日曜日、良い休日をお過ごし下さい。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬





バーモント州でのその年の夏休み、

ドラッカーは、

自分の考えをカールにぶっつけつつ、

『産業人の未来』の一次稿を書いていった、

とする。



そして、彼は関心を持ち、

聞いてくれ、励ましてくれたが、

ドラッカーの論点である

「保守主義的アプローチ」

にはまったく同意しなかった、

と続ける。



そのため、

やがてカールは

ドラッカーとの対話において、

自分の考えをまとめなければならない仕儀となった、

とする。










「こうして、いつの間にか私たち二人は、


 まだ漠然とした取りとめのない状態のものではあったが、


 一、二年の時間と生活費さえあれば、


 大著として実を結べるものが、


 すでにカールの頭の中にあるとの確信を深めていった。」



(Ⅰ 失われた世界 6章ポランニー一家と「社会の時代」の終焉)

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