■ストなしで交渉権を獲得■~マレイが力を発揮~

 おはようございます。


東の空が赤く染まり始めた高知の朝です。


梅雨の戻りが続いてましたが、

高知は小康状態、

今日は猛暑になりそうですね。



水曜日、今日もよろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ルイスは、

リトル・スチールでの

ストが失敗したら、

CIO会長辞任を豪語していたが、

彼は失敗した。



そして彼は、

内心では辞任が認められないことを

期待していたが、

辞表は受け付けられた、

と続ける。



ドラッカーは、

UMWにおけると同様、

マレイが自分の代役を

務めることを当然として、

彼が後任会長に選ばれるよう工作した、

とする。



ところがそのマレイが、

力を発揮し、大騒ぎもせず、

ストも打たずに、

リトル・スチール四社から、

ルイスがストによっても獲れなかった

交渉権を獲得した。









「さらに1938年のはじめ、


 マレイは、ルーズベルトの


 国際主義的外交政策への支持を表明した。


 ルイスはマレイをCIOに遺したまま絶縁し、


 UMWを引きつれてCIOを脱退した。」



(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)

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