■労働力人口の減少■~生産性間のトレードオフ~

おはようございます。

夜明け直後、
青空に茜色がきれいな川崎の朝です。

今年も後2週間、そろそろ
やり残しの整理を始めますか。

今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

「乱気流の時代」を生き延びるために必要な、
四つの考え方。
その二、資源の生産性を上げること。


ドラッカーは、
供給サイドでは、
資金及び労働力の供給が不足し、
資金不足の原因としては、
先進国の人口構造の変化があるとした。


そして、労働力についても
同様なことが言えるとする。


あらゆる先進国において、
労働力人口の減少傾向は着実に進み、
一方で貧しい途上国での人口増加は続く。


したがって、早急に資源の生産性を
上げなければならない。


しかし、これまでマネジャーは、
生産性を高めることによって報酬を得てきたが、
その生産性の向上は、
他の資源の生産性を犠牲にしたもの、
たとえば、労働力の生産性を上げるために
資金を投下してきた。




「しかし今後最大の問題は、

 そうした生産性間のトレードオフが

 不調になることです。

 そのような状況にあって、

 マネジャーは諸資源の生産性を上げるために、

 あらゆる方策を講じなければなりません。

 その最初に手をつけるべきものが、資金の生産性です。」

~P.F.ドラッカー
「われわれはいかに働きどう生きるべきか」
(第8章 乱気流の時代を生きる)






















































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