■博識ぶりが光る■~ある種の培養皿の役割~

おはようございます。

快晴の高知、冷え込みました。
高知に来て、今シーズン一番の寒さを感じました。

今年もあと三日、ゆっくりお過ごしください。

今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


リック ワルツマンは続ける。

ドラッカーは、
数々の講義で様々な語り口を見せるが、
光っているのはなんと言っても、
その博識ぶりだとする。


たとえば、18世紀の政治家や19世紀の小説家を
即興的に引き合いに出すことも珍しくはないが、
荒唐無稽な考えをする人物でもなかった。


ニューヨーク大学での講義後の質問時に、
「とにかく具体的な内容の質問をしてくださいませんか」とし、
そして「というのも、この講義では高尚な概念に
あまりにも時間をかけすぎたものですから」と続けた。

ドラッカーの著作をよく読んでいる人たちは、
本シリーズを読み進めるにつれて、
セルフマネジメント、ボランティア活動の重要性、
企業の実践と成果に集中する必要性などなど、
なじみのあるテーマにたくさん出会うはずだとする。





「ときどき、ドラッカーは講義の中で

 自分のアイデアの有効性を検証しようとしています。

 そして、そうしたアイデアがしばらくたつと

 活字になって紹介されるのです。

 つまり、教室がその発想を育む、

 ある種の培養皿の役割を果たしている、

 ということです。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989) ~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(はじめに)






















































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