■キッシング・キン■~従業員でも第三者でもない関係~

おはようございます。

夜明け間近のそたは、雲がびっしりです。

昨日までしばらく晴天が続きましたが、
今日は雨模様、雨具をお忘れなく。

12月第一週、今週もよろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
このデンマークの繊維メーカーは、
綿の市場価格を毎日非常に
注意深く分析しているだけでなく、
世界中の繊維産業の動向にも
同時に注意を払っているが、
こうしないと、会社の経営は
長続きしないからだ、
とした。


そして、このメーカーが
相手にしているマーケットが地元に限られ、
しかもデンマーク語圏の中だけで
事業を展開しているにしても、
あらゆる場所に競争相手がいる、
という前提があるために、
世界経済の予測をもとに
経営をしなければならないのだ、
と続ける。


ドラッカーは、さらに、
これからの12年間に、
ますます増えると
思われるのは提携関係で、
従業員ではなく第三者でもない、
そんな人たちと一緒に働くことを
学ばなければならなくなるだろう、
とする。




「北カリフォルニアの

 うまい表現を借りれば「キッシング・キン」、

 つまり会えば軽くキスする間柄の親類、

 という感じの相手のことです。

 これは非常に大きな課題になります。

 そうなると、何はさておき、

 自分の目的や方針そして戦略を、

 とにかく明確にすることが

 求められるでしょう。」



~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1989年 ■知識の講義Ⅳ)

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