■もうひとつの支配層は職人■~新しい現象である都市~

おはようございます。

薄曇り、冷え込みの厳しい朝を迎えました。
未明には横浜で初雪を観測したらしいですね。

今日は一日中冷え込みそうです。
暖かくして週末をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
あぶみや馬の首あての登場で、
中世の騎士が支配層として
登場することになった、
とした。


それ以前には、
馬上で振り落とされずに矢を射るのは
不可能であったが、
あぶみが出現したことにより
足が踏んばれるようになり、
中世の騎士が支配層の一角を形成することとなった、
と続ける。


ドラッカーは、
もうひとつの支配層は職人で、
古代の都市はもともとは
奴隷の都市であったが、
そこに突然現れたのが職人と
職人のギルド、職工、靴屋、
武具師、金細工師、車大工で、
彼らは新しい現象である都市の
支配者となったのだ、
とする。



「そして、それから800年がたった17世紀の終わりごろに、

 蒸気機関が考え出されました。

 そうして、古い階級が消滅しなかったとはいえ、

 その影響力は消滅していきました。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1989年 ■知識の講義Ⅳ)

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