■急に自分を変えられない■~問題が生まれるのはマネジャー~

おはようございます。

快晴、寒い朝です。

昨日は寒い雨でしたが今日は心配ないですね。

火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
これからは従業員でも
第三者でもない人たちと
一緒に働くことになり、
そうなると何はさておき、
自分の目的や方針そして戦略を、
明確にすることが
求められるようになるだろう、
とした。


その理由は、急に自分を
変えられないからだと続ける。


従業員に指図して、
「この仕事をしてくれ、しないなら辞めてもらう」
と言うのは禁物なので、
何か仕事をするその5年前に、
その仕事のことを徹底的に
考えなければならず、
従業員を納得させるには、
それくらいの時間がかかるものだから。


ドラッカーは、私たちの大半は今でも、
職場の人間関係について話をするとき、
それは一般従業員の話だと思っているが、
その問題が生まれるのは、
実は一般従業員ではなく、
マネジャーのほうなのだ、
とする。



「マネジメントの階層を減らそうとするときには、

 マネジャーを降格させます。

 そのために、彼らの報酬を上げたり、

 彼らに、”シニア・アソシエイト”といった

 すばらしい肩書をつけたりすることもあるでしょう。

 しかし、誰もそんな策にはごまかされません。

 権力を奪われると、当人はそれに対して

 文句を並べたてるものです。

 その抵抗の激しさは、

 信じられないほどになるのです。」



~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1989年 ■知識の講義Ⅳ)

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