■高給取りであっても経営者ではない■~現場監督や組合幹部の抵抗~

おはようございます。

朝焼けがきれいな、未明の空です。

冷え込みが日ごとに増しますが、
日中は今日も20度近くに。

上着の調整が必要ですね。

今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、職場の人間関係について
話をするとき、多くの場合それは
一般従業員の話だと思っているが、
その問題が生まれるのは、
実は一般従業員ではなく、
マネジャーのほうなのだ、
とした。


そして、昨今は、MBAの有資格者が、
経営者になれるという間違った期待を抱いて
やって来るが、
彼らがなれるのは専門家だと続ける。


たくさんのマネジメントのポジションが
あるわけではないから、
彼らは高給取りになれても、
経営者にはなれないのだ。


ドラッカーは、
彼らは裏切られた気分になるでしょうが、
こうした現象はもうすでに始まっている、
とする。



「アメリカの自動車業界は、

 ここ数年間ずっと、

 労働組合に所属している一般従業員の

 協力を取りつける努力を続けてきました。

 誰もが工場の現場で大変な抵抗が

 起こるのではないかと思っていました。

 しかし実際には、静かなものでした。

 反対に、抵抗したのは現場の監督や組合の幹部だったのです。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1989年 ■知識の講義Ⅳ)

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