■無数の平凡なるもの■~乳を搾り取れるが、育てる必要はない。~

おはようございます。

昨日に比べると暖かな朝を迎えた川崎です。
昨晩からの雨は上がって、秋晴れとなりそうです。

楽天が連勝した、強い試合だった。
いつの間にこんなに強くなったのかと思うのが実感だが、
最後まで勝ちきってほしい。
ジャイアンツを負かすと気持ちいい。

大リーグでは、上原が締めて、レッドソックスが王手だ。
いずれも頑張ってほしい。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


次。
推進すべきでもなければ、廃棄すべきでもない
という次のような無数の平凡な領域がある。

・今日の主力製品、生産的特殊製品
・コストが大きく、不釣り合いなほどの努力によってしか節減できないコストセンター
・手直し用製品、すなわち、何らかの大きな変更や修正を加えるならば、価値あるものとなりうる製品、サービス、市場。

これらの領域に対しては、機会となる領域を犠牲にしてまで人材を使ってはならず、
人材に余剰があったときにのみ、考慮するべきである。
また現在もっている人材、ないしはより少ない人材ですまさなければならない。

ドラッカーは、次のとおり乳牛に例える。
”乳を搾り取られる立場に置くべきである。
成果を生むかぎり生かされ、乳を搾り取られる。
しかし育てる必要はない。”


「平凡なるものは、ほとんど常に、

ほかのところで使えばさらに生産的となる人材を浪費している。

したがって、それら平凡なるものは、

現在もっている人材、ないしはより少ない人材ですまさなければならない。」
 
~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第9章 強みを基礎とする)


   

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