■知識分析には訓練が必要■~繰り返しによって、報われる~

おはようございます。

雲の多い暗い川崎の朝です。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ドラッカーは、知識が事業であるとする。
この分析から五つの基本的なことが分かる。

②「知識の分析には訓練を必要とする。」

自社の知識つまり事業の源泉を分析し定義することは困難である。

ITである、食の安全である、くつろぎの提供である、、
これでは漠とし過ぎ、意味ある行動に転化できない。

マネジメントは、自社の全部門とマネジメントの基本を知らなければならない。
そして、自社の事業と関係あるすべての知識、や技術の基本ついても理解しなければならない。

しかし、一人の人間が全ての情報を知ることは不可能だ。
マネジメントは”自社の特有の知識は何か”を客観的、徹底的かつ前向きに見つめる必要がある。


「あらゆる知識において卓越することはできない。

 おそらくはあらゆる情報について並に知ることさえもできない。

 自社に特有の知識を明らかにする試みは、

 繰り返しによって、やがて容易になり、報われるものとなる。」
 
~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第7章 知識が事業である)


   

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