■知識の現実■~あきれるほど簡単である。~

おはようございます。

小雨の降る川崎、静かな週末の朝です。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ドラッカーは、知識が事業であるとする。
この分析から五つの基本的なことが分かる。

①事業に特有の知識についての意味ある定義は、あきれるほど簡単である。
②しかし知識の分析には、訓練を必要とする。
③知識は滅しやすい。常に再確認、再学習、再訓練の必要がある。
④あらゆる知識がやがては間違った知識となる。あるいは単に陳腐化する。
⑤いかなる企業も、多くの知識において同時に卓越することはできない。


「わが社に特有の知識は何かという問いほど、

 マネジメントをして自らを客観的、

 徹底的かつ前向きに見つめさせるものはない。

 この問いに対する答えほど重要なものはない。」
 
~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第7章 知識が事業である)


   

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