■適切な知識とはなにか?■~ほかの人間にも必ずできる。~

おはようございます。

三連休の初日、晴天の川崎の朝です。
天候、行楽は早めがいいみたいですね。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

ドラッカーは、知識分析においても、マーケティング分析同様に診断のための問いが必要であるとする。
その①「わが社は適切な知識をもっているか。わが社の知識は成果があがる領域に集中しているか」

適切な知識とはなにか?
それは、市場での機会を開拓するうえで必要となる知識である。

自社の知識が、市場においてまったく不適切であるということは少ないかもしれないが、
市場にとって十分ではないということはある。

なので、新しいことを学ぶことが必要となる。

化粧品メーカーは、最先端の高分子化学を知らなければならない。
また、ソフトウェアメーカーは、ハードウェアやネットワーク技術はもとより、
行動科学や人工知能に関する知識が必要かもしれない。


知識が知識であり続けるためには進歩していかなければならない。


「あるとき、一人の選手が、一マイルを世界記録よりも少しばかり速く走る。

 すると突然ほかの選手が続いて快挙を成し遂げ新しい次元が始まる。

 ある人間にできたことはほかの人間にも必ずできる。」

~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第7章 知識が事業である)



   

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