■個でありたいと望まないことへの絶望■~人が完全に孤独となる瞬間~

おはようございます。

今朝も冷え込んだ未明の川崎、
空は快晴の様です。

インフルエンザが大流行の兆しで、
女房も3日前からダウンしてます。
お互いに気を付けましょう。

金曜日、今日は新年会の方も多いことでしょうが、
呑み過ぎ、乗過ごしにご注意を!

今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
死というものから逃れられない限り、
時間を超越した永遠は実現でき、
個人は社会で自己実現ができる
という考えの行き着く先には絶望しかない、
とした。


そして、どんな人もその人生で、
突然、自分自身が死に直面していると
わかる瞬間が必ず訪れるが、
この瞬間、人は完全に孤独で、
まさにひとりぼっちとなる、
と続ける。


もしその人が現実を理解できなくなってしまったら、
その存在は意味のないものになるが、
キルケゴールは、この死の現象を究明し、
死の向かう先を
”個でありたいと望まないことへの絶望”と
呼んだ。


「表面的に見れば、

 個人は、この永遠に存在するという問題に

 遭遇したショックから立ち直れはします。

 しばらくの間、その問題を忘れていてもいいのです。

 けれども、決して、社会における自分の存在についての自信を

 回復させることはできません。

 だから、本質的に絶望からは逃れられないのです。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989) ~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1940年代)






















































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