■自社の競争相手は誰か?■~試みてもいない機会はどこにあるか~

おはようございます。

秋深まる、と思われる朝晩の冷え込み。

福島第一原発の汚染水処理装置ALPS。
先日安倍首相が訪問し対策の有効ツールとしてPRし、
やっと再稼働したところだが、また不具合で停止した。
その原因は作業で使用した具材の装置内への置き忘れだった。

政府が全面的に取り組むと宣言した矢先の出来事、なんともあいた口がふさがらない。
そもそもの目的の重さを理解し、緻密な配慮の必要な作業であることを
前提としたマネジメントが存在していない。


---------------------- 

∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

予期せぬものを知るための九つの問い
 その⑧潜在機会

 次の問いは論理的に出てくる。
 「わが社は、誰の競争相手にまだなっていないか。
  わが社の事業の一部と考えていないために、
  わが社には見えていず、試みてもいない機会はどこにあるか」

 ●自社の事業が提供している顧客満足を生み出す可能性のある企業はどこにいるのか?
 ●自社の事業が生み出せるはずなのに、事業対象としていないたみに見過ごしている市場機会は、どこにいるのか?

「わが社は、誰の競争相手にまだなっていないか。

 わが社の事業の一部と考えていないために、

 わが社には見えていず、試みてもいない機会はどこにあるか」
 
~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第6章 顧客が事業である)



   

コメント

このブログの人気の投稿

■歴史の転換点を眺める■~情報と知識の役割~

■マネジメントの意思決定への影響■~情報技術の動向~

■ドラッカーの学びの原点■~自身の哲学が芽生えた~