■断絶の時代には、、、■~現実の自由を否定する~



おはようございます。

猛暑の日本列島、
今日も朝から蒸し暑い川崎の朝。

この週末行った複数の世論調査で、
内閣支持率は30%代に急落し、
逆に不支持は50%に上昇した。
結果からは、大半の国民が現政府を認めていないと言える。

安倍さんは、安保法案の内容が難しく、
国民は理解できないので、
この結果はある程度仕方ないと、
上から見ている。

しかし、不支持理由を見ると、
「首相が信頼できない」が最も多い。
国民が問うているものは”人間観”であり、
見くびってはいけない。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


ドラッカーは、断絶の時代には、
他にも似たことが起こっているとする。

マルクス主義が説く階級対立の歴史的帰結も、
カルヴァン派の予定説も、
いずれも来るべき社会における
自由の実現のために
今ある自由を否定した。

そしていずれも、
自由のない社会しか実現できないことが
明らかになったとき崩壊した。



「旧い秩序が壊滅し、

 新しい秩序が出現するまでの転換期の時代は、

 まさに今日のように混沌、恐慌迫害、

 全体主義の時代とならざるをえない。」


~『イノベーターの条件』
(2章 経済至上主義は人を幸せにするか)

























































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