■イノベーションの歴史■~イノベーションでなく改善にすぎない。~

おはようございます。

うす曇りの川崎の朝です。

寒々しい空模様ですが、
日中は過ごしやすい気温になりそうです。

今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
イノベーションの必要性は、
多くの組織が強調してきたが、
それらは、マネジメントや組織構造の
在り方や、なすべきかことは何かについての
言及がないと批判する。

そして、それらの組織が行っていることは、
未知のこと、新しいことではなく、
既知のことを継承し、
改善することについてである、
と続ける。

イノベーションは、
それ自体を独立した一つの重大な課題として
取り組まなければならない。

そのためには、新しいマネジメントや
組織構造が必要となる。


「マネジメントや組織構造は

 いかにあるべきか、

 何をなすべきかについては

 ほとんど言及していない。

 その論ずるところは、もっぱら管理的機能、

 すなわち既知のことを継承し、

 改善することについてである。」


~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(第9章 マネジメントの戦略 44 イノベーション)

























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