■大切な資本資源の集約■~企業にとって何が必要なのか~
おはようございます。 未明の川崎、快晴の朝です。 概ね晴れ、寒い一日になりそうです。 今日もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 企業内での教育・訓練に 必要な年数が増加すると共に、 これに対する投資は増加し、 個人に与えられている道具や機械などの 資本を上回っていることが多いとする。 そして、このような教育を受けた人たちは、 一度レイオフに追い込まれると 二度と戻ってこないかもしれないため、 企業はこの大切な資本資源を集約して、 ひとつ屋根の下に確保し続けなければならなくなると続ける。 ドラッカーは、結論として、 今日、継続的で安定的な 雇用を求める動きが、 労働組合によって 推進されているようなところでは、 そうした雇用を求める重圧が、 ますます企業の内部から 生まれてくるようになるとする。 「そしてその重圧が、 技術的・経済的な面で、 さらには人的な面で、 企業にとって何が必要なのかを 教えてくれるのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1950年代)